パラスポーツフェスタin愛宕かえで館2024が3月16日、同館ホールで行われた。午前の部、午後の部合わせて約40人が来場した。

中央大学のボランティアセンターで活動する学生とのコラボ企画として行われた催しで、昨年のパラダンススポーツ世界選手権大会に日本代表として出場した持田温紀さんによるトークショーと演技披露が行われた。

高校生の時に自転車事故に遭い脊髄を損傷し車椅子生活になった持田さんは、療養後にパラダンススポーツを始めた。

「夢を描いていく人生〜車椅子の僕が世界へはばたく!」をテーマにトークをすると、来場者からは「前向きな生き方に感動した」「明るく生きていれば、明るいことが来るという話の通り、自分も頑張ろう、楽しく生きようと思うことができた」などの声が寄せられた。

また、パラスポーツを体験してもらおうと実施したボッチャやシッティングバレーといった公式競技や創作ゲームには、歓声をあげながら熱中している参加者の姿が見られた。